先日の土曜日、イチローと京都サンガ対セレッソ大阪の試合を観に、西京極競技場へ行ってきました。試合は1対1の引き分けでした。帰りにイチローがこう言いました。
「パパ、これからは野球だけでいいよ」
はぁ、そうしましょう。
イチローは、6月22日(金)から寝るときにも、普通のパンツを履くようになりました。昼間のおむつはずっと前に取れていましたが、その前日まで、おねしょ対策として寝るときだけはおむつをしていたのです。
ママローは、昨年のうちからおねしょシートを用意してくれていましたが、寒いうちはおねしょをするとよけいに冷たいだろうと思い、その後は、おむつの残りが少なくなって、イチローに「どうする?」と尋ねると、そのたびに「おむつにする」と答えていたのです。
それが、ようやく、
「イチ、もう大きくなったからパンツで寝る」
と言ったのでした。
パンツ初日。
おねしょしました。
けっこう大量で、パンツはぐっしょり濡れていました。
おむつで寝ている時から、けっこう大量のおしっこをしているのはわかっていましたが、おねしょも一度は体験しておくことが大切だよなぁと思って、自然におねしょをさせたという面もありました。そして、イチローを起こすと、おねしょすると大変やなあとか、濡れて気持ち悪いやろと話しながらパンツを履き替えました。
また、初パンツを金曜日の夜にしたことにも理由があります。おねしょをすることで、イチローがどういう気持ちになるかわからなからず、ショックを受けたまま幼児園へ行くのはかわいそうだなあと思ったのです。でも、イチローは、予想以上に冷静でした。
パンツ2日目は、朝の5時にイチローを起こしました。そして、「おしっこ、行こうか」と抱っこしてトイレへ急行。寝ぼけたイチローを立たせ、便器に向かいます。やはり、前夜のおねしょ体験が利いているのでしょう。イチローも、素直にしたがっています。
ここで迷ったのが、何と声をかけるかでした。
「さあ、出そうぜ、出そうぜ!」
という体育界風ノリもいいかと思いましたが、やっぱり、
「シー、シー」
かなと思ったり。パパローは、そう言ってもらった記憶があるので、ここで発する言葉が一生の思い出になるかもしれません。
おむつが取れ始めた頃、おしっこに付き添ったパパローはよく「発射!」と叫び、イチローも「発射って言って」と、それを気に入っていました。でも、一人でするようになった最近は、じいじから教えてもらった言葉がお気に入りのようです。というようなことを0・5秒ほど考えて、結局、じいじ由来の
「おしっこ、チョイチョイ」
にして無事に済ますことができました。
4夜連続で早朝に起こした後、パンツ6日目は、ちょうど寝る直前にタイミングよくトイレに行きました。それで、寝る直前におしっこしとけば安心だねと話して眠りにつきました。翌朝、いつものように起こしたのですが、寝ぼけながらもイチローは、
「大丈夫、寝る前におしっこしたから」
と言ってます。それから目覚めるまで、おねしょもせず、トイレにも行きませんでした。こうしてイチローは、寝る直前にトイレに行けば大丈夫だと知りました。それからは寝る直前か、少し前に必ずトイレへ行くようになりました。早朝に声はかけますが、イチローは、「大丈夫」と答えて再び眠ります。
とにかく、おねしょの問題も含めてトイレトレーニングは、のんびり、焦らずにしています。今では、ウンチの時も自分でトイレへ行きますが、3歳半まではおむつでウンチをしてました。トイレに行っても出ないことが何度かあり、おむつの方がしやすいのなら、おむつでいいわと思ったからです。トイレでするようになったのも、自分で「行く」と言ってからです。でも、今もパパローか、ママローのどちらかが付き添って助けています。まだ後の処理を自分ではしていません。夜間のおしっこ問題にもう少し慣れてから、タイミングを見て徐々に教えていこうと思っています。
なぜ、おねしょやウンチの処理に、これほど気を使うかといえば、おむつの取れる時期のしつけが、チームプレーである野球と大きく関係してくる可能性があるからです。
心理学者のフロイトは、この頃のしつけが、その後の性格形成に大きな影響を与えると指摘しています。フロイトによれば、自分の意思でトイレに行ったり、我慢することを繰り返すうちに自律性が養われるといいます。しかし、あまりに厳しくしつけすぎて不満足な体験を繰り返すと、極端なきれい好き、白か黒かはっきりしていないと気がすまない、秩序に対して厳格でありすぎる、ケチであるように見えて変なところで浪費する、などの性格になりやすいと指摘しています。
フロイトは、こういう性格をおむつはずしの「肛門期」に関係するので「肛門性格」と呼びましたが、日本の心療内科では「強迫性格」といわれ、最近は、さまざまな問題行動の根っこにあるのではないかという専門医もいるようです。
また、フロイトによれば、親の厳しいしつけに反抗的になると、がんこ、怒りっぽい、反抗的、無計画なども特徴になるそうです。その結果、人とは距離を取るようになったり、他人に不信感を抱いているように思われやすいようです。
これでは、野球のようなチームスポーツにのめりこむことは難しいです。チームに溶け込めないでは、いくら野球がうまくなっても活躍の場がありません。
まあ、フロイトの学説であっても、それが本当に正しいかどうかはわかりませんが、とりあえず、そういうことを頭に入れつつ、のんびりとトイレトレーニングを進めています。トイレへ走るスピードは速くても、おむつがはずれる時期は遅くてもいいと思います。
野球のトレーニングもそうですが、ステップを踏んで少しずつ身につけていけばいいかあと思っています。