京町家に泊ってきました。
連休を利用して、埼玉からママローの妹のちーちゃんが遊びに来てくれました。ちょうどよい機会だなあと思って、関西に引っ越した2年半前から興味があった京都の町家に、一緒に泊ってきました。
お世話になったのは、西本願寺近くにある「nao炬乃座」さん。築100年近い町家を一軒丸ごと貸してくれます。
到着すると、オーナーの女性が迎えてくれ、さっそく家の中を案内してくれました。お風呂は、陶器の大きなバスタブにリニューアルされていて、檜の木玉がたくさん置いてありました。「お風呂に浮かべていただければ、いい香りがしますよ」といわれ、イチローは、その木玉をとって鼻先に。オーナーの女性から、
「いい香りがするでしょう」
と聞かれると、イチローは、
「いま鼻が詰まっていて、わからへん」
一同爆笑のなか、パパローは「ナイス・ボケ」と小さくガッツポーズしてましたね。
ここに泊ったのは一晩だけでしたが、とても快適でした。ホテルや旅館のように部屋の外を通る人の気配は、まったくありません。まるで家にいるようなのですが、そうかといって、家の中に食器棚とか、読みかけの本とか、生活を感じさせるものもありません。「旅の途中の家気分」という非常に新鮮な感覚でした。ホテルや旅館に何百回泊まったかわかりませんが、この種の居心地のよさは初めてでした。
それに建材が天然で、それが100年の間に熟成されていますからね。年代物のワインと一緒で、醸し出される空間の味わいが、なんとも「はんなり」でした。空間が、「まあ、お座りやす
」と言ってくれているような感じがしました。
今回は、西本願寺や竜安寺に行ったり、河原町界隈で日本初上陸というSNOLA(フローズンヨーグルトでトッピングいろいろ)に寄ったりもしたのですが、イチローがもっとも楽しかったのは、
「お風呂で、木の玉を浮かべてバシャバシャしたこと」
でした。そういえば、陶器のバスタブというのも乙なものでしたねぇ。


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