自信をもたせる子育てとは?
今年初めてのブログを「今年も、自信をもたせる子育てで」というタイトルで書いたら、それを読んだ知人から、「イチロー君が、横綱朝青龍やボクシングの亀田三兄弟のようになってもいいの?」と言われたました。
なるほどねぇ。
自信過剰と、根拠のない自信、つまり、虚勢ですね。
自信をもたせる子育ての結果が、自信過剰になったり、虚勢になっては困りますが、その大きな原因は、結局のところ、社会性の欠如にあると思います。
もともと、パパローは、子育てのもう一つの大きな柱は、「社会の中で協力し合って生きていく力を身につけること」と考えています。これは、現在のイチローなら、家庭や幼児園の中で楽しく過ごすことで身につくことだと思います。
社会性ということでいえば、うちの場合、イチローには、小さい頃から「やさしくね」と「大事、大事」という言葉をよくかけていました。
たとえば、横須賀の公園でお友達と遊んでいても、パパローはしょっちゅう「やさしくね」と声をかけていて、ママローは、よく「大事、大事だよ」と声をかけていました。葉っぱや花を大事にするように、お友達やおもちゃも大事にしてねという意味を込めていました。
現在、イチローは、幼児園などで「やさしい子ですね」とよく言われますので、小さい頃から
のメッセージは浸透しているのかなと思っています。
また、もう一方の「自信をもたせる子育て」とは、具体的には、ほめることが中心になりますが、むやみにほめるのではなく、ほめる目的や場面、方向性も考えています。それは、現在のところ大きく分けて5つあります。
ひとつは、上で書いたように、社会で協力し合って生きていく力を身につけるため、そのような場面で、そのような方向でほめるということです。公園でもっと小さな子と一緒に遊んでいて、やさしくできたら、その行動について具体的に指摘しながら、やさしくできたねとほめるといった感じです。
ふたつめは、基本能力を育てるためです。
基本能力とは、将来、どんな道に進むにしろ、基本となる力のことと考えています。具体的には、元気を出すこと、本気になれること、根気よくできること、旺盛な好奇心をもつこと、向上心をもつこと、集中力を身に着けることなどで、こうした基礎能力を育てるため、それが育つような場面で、それが育つ方向でほめるということです。
みっつめは、「脳力」のアップのためです。
「脳力アップ」といっても、専門的なメソッドに頼るのではなく、日常生活の中に自然な形で組み込んだものです。すでにイチローが生まれた直後から、いくつもの仕込みをしています。
たとえば、イチローは、1歳半から一時預かり保育に通い、現在は幼児園に通っています。その約4年間は、ずっと片道15分ほどかけて送り迎えをしていますが、そのクルマの中は大きなチャンスです。
その日、どんなことをしたか、先生がどんなことを言ったかなどの話を聞きます。すると、それを語るイチローの頭の中には、その日の出来事が映像として浮かんでいるはずで、狙いはそこです。たとえば、試験勉強でも、大事なことを映像として覚える方が効率はいいことはよく知られていますし、文章を書くにも、いろんなことが映像として浮かべば、それを見ながら書けばいいので、とても楽ちんです。もちろん、過去の出来事が映像として脳にインプットされれば、記憶にも残りやすいです。
何かの刺激に対して、頭の中で映像がパッ、パッとフラッシュすればいいなあというのがあって、願わくば、イチローの頭の中の映像は、パパローの映像より、もっと鮮明で、表示スピードが速くなればいいなあというのもあるのでコツコツと続けています。現在では、すごく細かなことを話したり、人やものの動きのわかるような話をしたとき、特にほめるようにしています。
基礎具体力とは、ある分野にとって基礎となる具体的な能力という意味です。はさみで切るとか、読み書き計算とか、野球ならボールを投げたり、ボールをバットで打つことです。
野球以外は、ほとんどママローに任せていますので、パパローは、横で見ていてほめる役です。
いつつめは、『すべてはゆるむこと』(小学館文庫)の著者としては、やはり、ゆるんでいるときですね。体や心がゆるんでいるなあと思うときには、激しくほめます。
とまあ、このような感じで日々イチローに接していれば、自分自身に自信をもち、自立した子になってくれるんじゃないかなあと思いながら子育てを楽しんでいます。








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