2008年11月29日 (土)

風邪をひいてました。

 11月16日にいとこの結婚式がありました。イチローは、生まれて初めて結婚式に出Dscn3247 席。その後の披露宴では、ウエディングケーキを載せたワゴンを押して運ぶ役もしました。

 その日、イチローは、やはり生まれて初めての正装も体験しました。新郎のお友達の男性たちには「かっこいい」、「こんな小さい頃、こんなカッコイイ服を着た記憶ないなあ」などなど、新婦のお友達の女性たちには「かわいい」とたくさん声をかけてもらいました。20081116

 でも、その後、風邪をひいてダウン。幼児園も休みました。

 今年は、4月から、水疱瘡にはかかりましたが、風邪で休んだことはありませんでした。休んだのは、家族旅行と甲子園球場へ阪神戦を見に行った日だけです。スイミングに通い始めたこともあってか、とても元気でしたが、急にやってきた寒さに参ってしまったようです。

 それでもよく我慢をして、熱を出したのがパパローの原稿の締め切り直後というのが、何とも親思いのイチローでした。

2008年11月11日 (火)

バースデーケーキは、阪神・金本選手バージョン

20081110_5  イチローの5歳の誕生日には、恐竜博物館から帰ってから、じいじ、ばあばにもお祝いしてもらいました。

 一緒に食べたバースデーケーキには、大好きな阪神タイガースの金本選手の後姿が描かれていました。「5歳」の誕生日なのに、「6」が目立ちますが、「何を描いてほしい?」と聞いたら、「金本選手」と答えたので、そのままお願いしました。20081108

    ちなみに、去年は、イチローの憧れであるマリナーズのイチローのユニフォームを描いてもらいました。20071111

 このケーキをお世話になっているのは、綾部にある「シャトレー シラキ」さんです。ここのケーキは、軽くてなめらかで、本当においしいです。それに加えて、子供の好きなイラストを描いてくれます。ふつうは、アンパンマンやプリキュアといったキャラクターものですが、イチローは、ここでも「野球道」まっしぐらです。

誕生日に恐竜博物館へ

 11月1200811090日に、5歳になりました。

  その3週間ほど前、「誕生日にどこへ行きたい?」と尋ねたら、「恐竜博物館」と即答したので、家族3人で福井県勝山市にある恐竜博物館へ行ってきました。

 綾部から勝山市までは、クルマで約4時間。前日に福井市まで行ってホテルで一泊して、翌朝、恐竜博物館へ行きました。月曜日だったので、空き空きでした。

 「さすが5歳」と感心したのは、事前に送られてきたパンフレットで”予習”していたことでした。クルマから、恐竜博物館の銀色に輝く屋根が見えてきたら、すぐに「あ、ここに載っ20081110とるやん」とバンフレットの写真を指さしました。敷地内に入ってからも庭園などに置かれたオブジェを見ては、「20081110_3 これは、これと一緒」、 「これは、これや」と即座に反応していました。よく覚えているなあとビックリしましたね。

 20081110_4 館内では、大阪から来たというおばちゃんたちと一緒になりました。おばちゃんたちは、「子供は、うれしいやろなぁ」「ボク、恐竜好きなん?」、「ボク、あの恐竜何ていうの?」などとイチローを質問攻め。おばちゃんたちは、どうやら、恐竜より子供に興味があるみたいでした。

 館内をグルッと見て、外の広場へ遊びに行きましたが、他に遊ぶ子は誰もなし。

「独占状態やなあ」というと、

「独占したらアカンで。皆で遊ばんと」と、きまじめな面もあるイチローは少しムキになっていました。

 帰りのクルマの中で、イチローは、恐竜博物館で買った首の長い恐竜のオモチャのお腹を押して、「ぐわぁ~」と何度も咆えさせて遊んでいました。やがて、自分で「ぐわぁ~」と咆えては、「ぼく、クビナガサウルスになりたい」とつぶやいてました。

天理高校の内野選手を見に行きました。

 11月2日(日)、西京極球場で行われた高校野球の近畿大会決勝を見に行ってきました。

 20081102 本当は、京都代表の福知山成美の雄姿を見せたかったのですが、残念ながら、前日の準決勝でPL学園に2対3で負けてしまいました。それで、PL学園対天理の決勝戦を見に行きました。西京極球場までは、クルマで1時間ちょっとです。

 今日のお目当ては、天理高校の1年生で、1番レフトの内野聡君でした。右投げ左打ちの選手で、とにかくバッティングが柔らかい。しかも、軸がしっかりしていて、美しいスイングをします。

 『インコースを打て 究極の打撃理論』の著者としては、イチローに、この内野君のようなバッティングを真似してほしい。素晴らしいお手本になると思います。しかも、内野君は、京都出身。お父さんが天理高校出身で、進学したそうです。

 試合が始まる前、イチローとキャッチボールをする内野君を近くまで見に行ってきました。それからバックネット裏に戻って、「内野君はどの子?」というと、「18」をつけた背番号は見えなかったのに、18人の天理高校の選手の中から、しっかり内野君を見つけました。

 バックネット裏のすぐ近くの席には、阪神、巨人、横浜などのスカウトがいます。巨人のスカウトは、綾部高校の杉山君の担当者ではなかったけれど、「こんにちわ」とご挨拶。まだ若いスカウトなので、13年後……なんて思ってしまいます。 

 試合が始まると、バックネット裏では、まず、打球がどこへ飛んだか集中して見る練習をしました。イチローは、阪神タイガースの試合でも練習していますので、高校生の打球の速さだと余裕でした。

 と同時に、手帳片手に1球ごとに記録します。といっても、「PL学園の勧野甲輝くんは、素材的には1級品だけど上体の力に頼りすぎ」なんて書くはずもなく、スコアシートを記入するパパローの真似をして「Ω」のような記号を書いているだけでした。

 それでも1球ごとにペンを走らせるので、スカウトたちがちらっと見てましたね。

 

2008年10月31日 (金)

綾部の杉山投手が育成ドラフトで巨人に指名されました。

 30日の新人選択会議(ドラフト)で、綾部高校の杉山晃紀投手が、巨人から育成ドラフトの1巡目に指名されました。杉山君は前向きに考えるということなので、綾部出身者では、ソフトバンクの神内靖投手に続いて2人目、綾部高校からは初めてのプロ野球選手が誕生することになりそうです。

 Photo             イチローは、じいじに保育園まで迎えに行ってもらって、帰宅後は、一緒にドラフト中継のテレビを見ました。

 このあたりで名前が出るのではないかと思っていた6巡目、中日が近江高校の小熊君を指名しました。甲子園大会へも出た速球派です。パパローの取材では、近畿地区の高校生投手のなかでは報徳学園の近田君が最も高い評価で、その次に小熊君と杉山君が評価されていると聞いていましたので、そろそろ杉山君も指名されるんじゃないかという期待が高まりました。

次の選択は、日本ハムです。この日本ハムも、杉山君を高く評価してくれていましたので、「いよいよ来るか」と固唾をのんでいると、「スギ」と聞こえて、思わずガッツポーズをしそうになったら、その次が「ヤ」、止まり。「マ」がなく、帝京高校の杉谷君の指名で思わずズッコケてしまいました(杉谷君、ごめんなさい)。

 その後も、なかなか名前が出なかったことで、やきもきしましたが、育成ドラフトで名前が出てバンザイしました。イチローも、よく知っている人がドラフト指名されて、すごく刺激になったことでしょう。

 巨人のスカウトには、投手としてはもちろん、打者としても高く評価されていましたので予想していた球団でした。また、巨人の育成枠からは、山口鉄也投手が1 軍に上が080606_2って大活躍しているように、近年、育成システムもしっかりしているので、よい球団に指名してもらったと思います。さらに、育成コーチの川中基嗣さん(元内野手)のお父さんは、綾部の方で、ここでも縁を感じます。ちなみに、上原投手や岡島投手のお父さんも綾部出身です。

  まだずいぶんと気が早いですが、しっかりトレーニングを積んで1日でも早く1軍で活躍してほしいと思いますね。巨人・阪神戦で甲子園に来るようになれば、楽しみが増えます。イチローは、阪神ファンですが、杉山君が登板すれば、その時だけ巨人ファンに変身するんじゃないでしょうか。

でも、まあ、プロの世界は甘くないですし、現実を見据えれば、じっくり体づくりから取り組んで、いま年中組のイチローが小学3、4年になる頃に活躍してくれればいいなあと思います。

 

2008年10月24日 (金)

遠足に行ってきました。

 綾東幼児園の秋のバス遠足に行ってきました。うちは、幼児園の行事にはたいてい両親で参加なので、パ081017 パローとママローも一緒に、京都駅近くの梅小路蒸気機関車館へ行ってきました。

 館内には本物の蒸気機関車が展示してあって実際に乗って見学したり、ミニチュアの電車の走るセットがあったり、本当のSLに乗せてもらったりで、とても楽しかったです。

 まあ、パパローの子供の頃は、京都と綾部の間をまだSLが走っていて普通に利用していました。といっても、幼稚園児の親でそんな経験があるのも、もう珍しい存在です。中学校でパパローの1学年下だった女性が、いまでは孫の送り迎えをしてますからねー。

 周りのお父さんやお母さんとは一世代違うので、今回の遠足でも、皆と一緒に行動しようという発想がなかったです。館内に入って記念撮影後、ほとんどの親子は蒸気機関車の見学に向かったのですが、うちは、そのまま広場のテーブルを確保してお弁当を広げてました。そして、皆がお弁当を食べ始めた頃、蒸気機関車のところへ行ったので、機関車の運転席もほぼ独占状態。そうこうしているうちに、お友達が集まってきて、イチローも一緒に遊んでました。

 081017_2 イチローは、実際にSLに触れることができてうれしかったようですが、小さい頃から、電車が大好きというタイプでもないです。電車に乗って出かけるのは楽しかったようですし、新幹線にも、もう何度も乗っています。でも、電車の本やおもちゃに、いつも夢中というタイプではなく、ましてや、電車の名前や鉄道会社名を覚えたということもなかったです。

 普段、幼児園でも、お友達に何かを教えてあげるというより、反対に教えてもらっているようです。たとえば、うちでポケモンのテレビ番組は見ていませんが、幼児園で、番組に登場するモンスターの名前を教えてもらっています。また、うちでは恐竜の話をしたことがないのに、恐竜に詳しいお友達に名前を教えてもらって、けっこう覚えています。

「ドダイトス」や「ピンプク」、「ポッチャマ」、「ティラノサウルス」といった名前を教えてもらっては覚えて帰ってくるので、これは小学校の授業のシュミレーションになっているなあと思いますめ。

 では、イチローは、どんなことに興味をもっているのかといえば、やっぱり、野球ですね。一番のお気に入りは、マリナーズのイチローですが、「55番の松井君より、18番の松坂の方がかっこいいで」とか、「阪神タイガースの6番は金本」とか、「藤川は22番」とか話してます。

 野球選手の話がクラスのお友達と話せるようになるのは、小学3年ぐらいでしょうかねぇ。

2008年10月13日 (月)

プリキュア5ごっこ

 通っている幼児園で、イチローは、5人の女の子と3人の男の子でプリキュア5ごっこをしているようです。

20080927  プリキュア5というのは、日曜の朝に放映しているアニメで、中学生の女の子5人が、何かの謎を解くため(番組の案内を読んでみたけど理解できませんでした)、変身して襲ってくる敵と戦うというような内容らしいです。イチローは、その中で「ココ」という役をしていると言ってました。番組紹介を読むとけっこう重要な役らしいです。

 と、パパローも、その番組については何も知らないのですが、実は、イチローもほとんど知りません。普段、テレビをあまり見ないので、プリキュア5の番組を見たのも1回か、2回くらいです。自分の役の「ココ」が、どんなキャラクターなのかも全く知らないです。そんなので、よく一緒に遊べるなあと驚きます。

「ココって、どんなことするん?」

「わからんで」

「そしたらプリキュア5ごっこの時、どうしとん?」

「女の子が、怪獣が来るで逃げなよって言うの」

「ああ、プリキュア5が教えてくれるんやね。それで、『逃げなよ』と言われたら、ココは逃げるん?」

「逃げへんで。強いもん」

「ココって強いん?」

「あのなぁあ、怪獣が来たら、仮面ライダーに変身するん」

 さすが、イチロー!

 仮面ライダーを登場させるもんなぁ。

 おそらく、プリキュア5ごっこは日本全国の幼稚園や保育園で行われているでしょうが、ココが仮面ライダーに変身するという子は、そうはいないと思います。

 何万人分の一、何十万人分のイチ、かな。

「変わってますね」と言われるのを最高の誉め言葉と思うパパローは、「でかした、イチロー」とうれしくなります。しかも、イチローは仮面ライダーのこともほとんど知らないので、自分なりの動きをしているはずです。独自の発想で動くというのがいいんですね。

 既存のイメージに合わせて体を動かすより、自分の動きたいように動く。その結果として、何かを表現していく。ちょっとした違いのように思えますが、脳の働きを考えたら、大きな違いだと思います。

 まあ、プリキュア5が大好きな子にとって、イチローは、「訳、わかんない」存在でしょうけど、とりあえず付き合ってもらっているようです。そういうお友達たちにも感謝しつつ、自由な発想で元気いっぱい体を動かしてほしいと思っています。

 

2008年9月28日 (日)

運動会がありました。

 9月27日に、通っている綾東幼児園で運動会がありました。

 20080927 イチローは、かけっことクラスの全員が出場するリレー、太鼓、お遊戯、つなひき、それと親子競技に出場しました。

 太鼓とお遊戯も、しっかりできました。横須賀時代の2歳、3歳で運動会に参加して、棒立ちのまま終了というのも見ていますので、「おー、成長したなあ」と思うと、とても感動的でした。当時は、「どうなるんだろう」と思ったこともありましたけどね。いまとなっては懐かしいです。

 走るのは、速い方ではあるらしいんですけど、本人の話によれば、30人ほどのクラスで5番目らしいです。運動会の練習で走ってみて、それぐらいだったということでした。やっぱり、速い子はいますねぇ。

 運動会のクラスのかけっこでは、俊足揃いが集まった最後の2組には入ってました。そして、5人で走って、判定で3位だったですね。

 20080927_2 走る様子を見ていると、けっこうスピードはあると思うんですけど、追い抜きそうになるとスピードゆるめちゃうんですね。そして、後ろのお友達が気になって振り返ったりもしてました。

 後で聞いてみると、本人にそういう意識はないみたいです。まあ、昨年の運動会では、1位でゴールに到着しながら、他の子を待って一緒にゴールしましたからね。勝ちたいという気持ちより、お友達に気をつかうというのか、勝ち負けより大事なことがあるというのか、自然にそんな気持ちになるのかもしれません。

 そういえば、パパローは、大学受験が終わった後、もう人と争そわなくて済むと思ったら、とても気が楽になったのを覚えています。だから、就職活動もせず、在学中に仕事を始め、独立とともにフリーの道を歩みました。フリーランスのライターなら、他人と競争する必要はなく、自分の作品が社会で評価されるかどうかだけですしね。

 そんな親なので、イチローに、あまり勝ちたいという気持ちがないのも当然なのかもしれません。まあ、いいやね。

2008年9月15日 (月)

琵琶湖は、ほふく前進中でした

 綾部の実家の近くに、「白髭神社」という小さなお宮さんがあります。パパローの子供の頃から、家族で初詣に行っていた神社で、ふだんも近所の友達と境内でソフトボールをして遊び、「みんなが遊んでくれるので、雑草が生えなくてええわ」と喜ばれていた神社です。

 いまは、イチローが、毎年7月に催される夏祭りに行っています。

 かつて横須賀に住んでいたときも、近くに「白髭神社」がありました。「しらひげさんとは縁があるなあ」というわけで、家族でお参りに行きましたが、そのとき、綾部の白髭神社について、こんな謂われがあることを思い出しました。

 昔、うちの近所の人が、旅人を手厚くもてなしたところ、その人は、近江の白鬚神社(こちらのヒゲは、鬚の字)の人で近江から鯖街道を通って小浜を経由してこの地を通り、綾部の市街地方面へ行く途中ということで、そのもてなしに感謝する印として分社をしてもらったというものです。

20080910  というわけで、いつか、本宮である滋賀県の白鬚神社に行かなきゃね、と思っていたのですが、今回の琵琶湖への旅で、ちょうどうまくお参りすることができました。

 行ってビックリしたのは、その本宮が2000年の歴史をもつ古い神社だったことです。国道161号線沿いにあって、陸側にも鳥居や本殿がありますが、道路をはさんで湖のなかにも鳥居があって、ちょうどその鳥居の前にいるとき、ボートでお参りに来ているカップルもありました。

 古い神社なので、紫式部が父親の越前赴任に同行して、この辺りで京の都を恋しく思う歌を詠んでいて、その歌碑が立っていたり、与謝野鉄幹と晶子夫妻も訪れて歌を詠んでいました。

 イチローは、何を感じたかわかりませんが、物書きのパパローとしては、真水のあふれる雰囲気といい、淡海に立つ鳥居といい、子供の頃から「お清ちゃん、ムラちゃん」と親しんだ紫式部の歌碑があることといい、しかも、今年は『源氏物語』の千年紀で、何だか心が洗われるような気持ちになりました。

 ママローも、出身地の埼玉県に「しらひげさん」が33ヵ所も分社されており、子供の頃の滋賀県担当といい、しらひげさんといい、深い縁を感じていましたね。ママローとイチローは、お守りを買いました。

 ただ、パパローがちょっと気になったのは、琵琶湖と神社の関係です。

 というのも、琵琶湖が誕生したのは400万~600万年前のことらしいですが、その場所が、現在の三重県伊賀市辺り。その後、琵琶湖は北上して現在の場所にいるのですが、現在も、年間1センチずつ北上を続けているというのです。そして、100万年後には、若狭湾へ抜けるようで、琵琶湖は、現在もひっそりとほふく前進を続けているのでした。

 100万年後、琵琶湖は若狭湾へ抜けるのか。そのとき、白鬚神社はどうなる?

 そんなことを考えながら、うちら家族は、琵琶湖がこの先ほふく前進するであろう鯖街道を通って若狭湾へ抜けて帰ってきたのでした。

 鯖は通るし、神社も通るし、琵琶湖まで通るという鯖街道。これから、うちら家族もちょっとやみつきになりそうですが、帰り道、イチローはチャイルドシードでぐっすりと眠っていました。

2008年9月13日 (土)

琵琶湖へ行ってきました。

 9月9、10日と、家族3人で琵琶湖へ行ってきました。

 綾部からは舞鶴・若狭道で小浜まで行き、そこから鯖街道を経由してマキノ町へ。そこで一泊して、翌日は比叡山の麓のブルーベリーファームで食事をして帰ってきました。

080909 琵琶湖を選んだのは、誕生日を迎えたママローのリクエストです。

 埼玉にいた小学生の時、ママローのクラスでは、生徒がそれぞれ一つの都道府県を担当、その特色を調べて、みんなの前で発表するという社会科の授業があったそうです。

 その時、ママローは滋賀県を担当して、それ以来、ずっと気になっていたといいます。なんとも律儀なエピソードですが、そういうわけで、イチローも琵琶湖へ行くことになりました。

Photo  といっても、2日間のうち20時間はホテルにいて、部屋で遊んだり、ビーチを散歩したりしていました。

 20080909 海辺のようにベタベタしたり、ピリピリとした塩分の刺激がないだけに、湖畔の空気がとても淡白で、サラリとしていました。なにかと薄めの好きなママローは、とても気に入ったようでした。そして、視線の先には、静かな湖面が広がっています。真水のあふれる雰囲気が、気に入ったのかもしれません。

 大津のような都市部とちがって、マキノ町あたりは京都、大阪の避暑地の一つということもあって人口も少なめ。さらに、9月の平日で観光客も少なく、そういうところも落ち着けたようです。

 偶然であっても、そこには縁があります。子供の頃のちょっとした偶然に感じた縁。関東から関西に移り住んだママローには、今回の家族旅行が、その縁をさらに手繰り寄せる機会となったようでした。

 パパローにも、子供の頃の琵琶湖についての思い出があります。小学4年ぐらいだったと思いますが、「琵琶湖が日本一の湖なら、世界一はどこや」と調べてみました。すると、カスピ海というのがわかり、「それで、どれぐらいの大きさやちゅうねん」と調べたら、なんと、その湖の面積が日本の面積とほぼ同じだったのです。

 そりゃあ、ビックリしました。「世界は(スケールが)ちゃうわ」、と衝撃的でした。そして、その思いは、40年近く経った今も持ち続けています。だから、スポーツライターをしていても、日本一より世界一、オリンピックのメダリストに興味がいきます。柔道の谷亮子さんなど多くの人にインタビューしましたが、そのたびに話を聞きながら「やっぱり世界はちゃうわ」とわくわくしてきます。

 イチローは、今回の家族旅行で、海でも、川でもない、湖というのがあることを知りました。また、湖周道路を車で走っている時、ママローとこんな会話もしました。

「もう大津に入ったで」

「大津って。ここらへんは、おうみ(近江)いうんやで」

「おうみって、そんなんどこで知ったん?」

 これからイチローは、「琵琶湖」をキーワードに、どんな感性を育んでいくのでしょうか。

 

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